【復刻版】『氷点』停刊の舞台裏―問われる中国の言論の自由―
税込
【復刻版】『氷点』停刊の舞台裏―問われる中国の言論の自由― | ||
価格 | 5500円 (税込) | |
商品説明 |
※復刻版※
【内容紹介】2006年1月24日、中山大学袁偉時教授の論文「現代化と歴史教科書」を載せた中国青年報付属紙『氷点週刊』が中国当局によって突然停刊させられ、その後、編集主幹・李大同氏は免職となった。
この事件は世界中のメディアに大きなニュースとして取り上げられた。また、中国国内でも多くの知識人や元高官たちが当局を非難し、『氷点』復刊を要求……
先鋭な話題を提供し続けてきた『氷点』の前編集主幹・李大同氏が、停刊事件の経緯を赤裸々に語る!
-----------------------
-----------------------
◆目 次◆
はしがき
一 問われて久しい中国の教科書問題
二 文章の発表が困難に。総編集長との論争
三 袁偉時論文が引き起こした様々な激しい反響
四 「報道批評」は示唆によって書かれたのだ
五 台風の目の静けさ
六 生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ
七 「私が地獄に落ちなければ、誰が落ちる」
八 「あなたは絶対に捕まったと思っていました!」
九 「胡錦涛様、"文明"(開明的識見)で私を
説得してください」
十 陽はまた昇る!
十一 私たちは決して孤独ではない
十二 事態の進展
十三「畜生、こうなったら正月返上だ」
十四 最後の結着
十五 結び、終わりのない終わり
訳者後書き
--------------------------------------------
著者略歴
李大同(り だいどう) 1952年、中国四川省南充に生まれる。1954年、両親とともに北京へ。1968年、「知識青年」として内モンゴル草原の人民公社生産隊に下放。1979年7月、中国青年報社に入社。その後、駐内モンゴル自治区記者、本社特別記者、編集者、編集主任などを歴任。1989年、首都マスコミ関係者1000名と中央指導者との対話活動の発起人となり、職を追われる。1995年、『氷点週刊』創刊。2006年1月に起きた『氷点』停刊事件によって編集主幹を免職となる。主な著書に『氷点故事』(廣西師範大学出版社2005年11月、日本語版は日本僑報社より11月発行)。
--------------------------------------------
前中国青年報『氷点週刊』編集主幹李大同著 三潴正道監訳 而立会訳
日本僑報社2006.6発行 2024.11復刻版発行
※本書は2006年に日中対訳版として発刊された同名書籍をもとに、日本語訳版を復刻したものです。
――――――――――――――――――――――――― 【復刻版】 『氷点』停刊の舞台裏 中国の若者たちが日本語で綴った〝生の声〟 著 者 李 大同(り だいどう) 監訳者 三潴正道(みづま まさみち) 訳 者 而 立 会(じりつかい) 発行者 段 景子 出 版 株式会社日本僑報社 判 型 A5判 188頁 定価 5000円+税 発行 2024年11月22日 ISBN 978-4-86185-362-3 注文先 https://duanbooks.myshopify.com/products/362 |