【2023年刊行】愛と心のバレエ―ユーラシアの懸け橋に 心を結ぶ芸術の力―

【2023年刊行】愛と心のバレエ―ユーラシアの懸け橋に 心を結ぶ芸術の力―

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【内容紹介】 松山バレエ団の創立者、日本人バレリーナの草分けである松山樹子さんは魂のバレエを追い求め、文化庁芸術祭大賞や芸術選奨文部大臣賞など数々の賞を受賞した子息の清水哲太郎氏とヴァルナ国際バレエコンクールで日本人初の金賞を受賞した世界のプリマバレリーナ、森下洋子さんを育て、その心は二人に受け継がれている。 松山バレエ団は中国の古い物語、「白毛女」を世界で初めてバレエ化し、その縁で中国との長い交流が始まった。これほど長い年月、身を挺して中国の人々と深い友好を築いた個人、団体は松山バレエ団をおいて他にない。ことに周恩来との交流には、芸術を愛する人間同士の心温まる深い感動がある。本書は松山バレエ団の足跡をたどり、その愛と心の深淵に迫る。

【著者】和中清(わなか きよし) (株)インフォーム代表、経営コンサルタント。1946年大阪生まれ、同志社大学経済学部卒、監査法人、経営コンサルティング会社勤務後独立。1992年に上海に事務所を置き日本企業の中国事業に協力。以後、日本企業への事業協力、本とコラムへの執筆活動を続け現在に至る。 著書は『中国市場の読み方』(2001年 明日香出版社)他多数。『奇跡 発展背後的中国経験』(中国・東方出版社)は国家シルクロード出版事業「外国人が書く中国」プロジェクトで傑出創作賞受賞。

【監修】清水哲太郎(しみず てつたろう) 公益財団法人松山バレエ団 代表理事 総代表 松山バレエ学校 芸術経営統括責任者 株式会社ザ・ジャパン・バレエ 代表取締役社長 演出・振付家 舞踊家 1948年、松山バレエ団創設者の松山樹子と清水正夫の長男として生まれる。日本において東勇作、松山樹子、モナコにてマリカ・ベゾブラゾヴァ、ニューヨークにてスタンリー・ウイリアムズの各氏に師事。1974年ヴァルナ国際コンクールに森下洋子と出場、ダブル受賞となる。芸術選奨文部大臣賞など受賞多数。2005年には紫綬褒章を受章。現在、松山バレエ団のすべての作品の演出・振付・振付改訂を務めながら、全体を統括し、団長森下洋子と共に積極的な活動を続けている。 

【監修】森下洋子(もりした ようこ) 公益財団法人松山バレエ団 代表理事 理事長・団長  松山バレエ学校 芸術経営統括責任者 株式会社ザ・ジャパン・バレエ 取締役 プリマバレリーナ 1948年、広島市生まれ。3歳よりバレエをはじめ、葉室潔、洲和みち子、橘秋子、シュベッツオフに師事。12歳で単身上京。1971年、松山バレエ団のメンバーとなり、松山樹子に師事。1974年、ヴァルナ国際バレエコンクールにて金賞受賞。エリザベス女王戴冠25周年記念公演など海外でも幅広く活躍。英国ローレンスオリビエ賞など日本人として初となる数多くの賞を受賞。1997年、女性最年少の文化功労者として顕彰される。2001年、松山バレエ団の団長に就任。松山バレエ団プリマバレリーナとしてほとんどの公演に主演する一方、バレエ団の創造活動の要として活躍。日本芸術院会員。