【2023年刊行】日本語連体修飾節を中国語に訳す為の翻訳パターンの作成―被修飾語の意味役割に基づく新提案―

【2023年刊行】日本語連体修飾節を中国語に訳す為の翻訳パターンの作成―被修飾語の意味役割に基づく新提案―

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商品ID 337
商品名 日本語連体修飾節を中国語に訳す為の翻訳パターンの作成―被修飾語の意味役割に基づく新提案―(第19回華人学術賞受賞作品)
価格 5280円 (税込)
商品説明


【内容紹介】本書は第19回華人学術賞受賞作品であり、日本語の連体節を中国語に翻訳するための翻訳パターンを構築した実践的な言語研究成果である。従来の翻訳手法が主観的な要素に依存している点に着目し、客観的な要素を取り入れた翻訳方法を提案している。

具体的には、被修飾語の意味役割、主節と連体節の事態の時間的関係、被修飾語の語彙情報など、翻訳に影響を与える客観的な要素を考慮しながら、日本語の連体節を中国語に翻訳するための翻訳アプローチをフローチャートの形で提案し、アンケート調査などの形でそのアプローチの実行可能性を検証した。

「直訳」「意訳」「分訳」「非分訳」の関係を整理し、「分訳法」と「非分訳法」それぞれに適用する翻訳パターンと各パターンの適用条件を明示化した。また、研究の焦点を内の関係連体節と命題補充型連体節の2つの主要な日本語の連体節構文に置き、これまでに見過ごされてきた側面を詳細に考察した。

総じて、本研究の成果は、限られた視野内で特定の視点から、翻訳の実務に関する限定的な示唆を提供している。また、異なる言語や文化の交わりを考慮しながら、今後の翻訳手法の進化に対する可能性を示すことを意図している。学界および実務界で注目を集める、翻訳アプローチへの新たな開拓に期待する一冊。

◆推薦文(抜粋・その一) 先行研究と大量の言語事実に基づき、読者に分かりやすく、言語資料を駆使した科学的、論理的な一冊。――高橋弥守彦 日中翻訳学院院長、大東文化大学名誉教授

◆推薦文(抜粋・その二) 言語学的見地から実践的な日中翻訳論にアプローチするための基本的な道筋は、十二分に示されています。――矢澤真人 筑波大学名誉教授 博士(言語学)

【著者紹介】著者 谷 文詩(こく ぶんし)北京航空航天大学外国語学部講師。1992年中国河北省生まれ。北京理工大学日本語学部卒業。北京大学日本語MTIセンター日本語通訳翻訳修士課程修了、学位取得。筑波大学人文社会科学研究科博士課程修了。博士(言語学)学位取得。専門は日中言語対照研究、日中翻訳。

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日本語連体修飾節を中国語に訳す為の翻訳パターンの作成
―被修飾語の意味役割に基づく新提案―
著 者 谷 文詩(こく ぶんし)
発行者 段 景子
発行所 株式会社 日本僑報社
判 型 A5判 208頁 並製本
定 価 4800円+税
発売日 2023年 12月25日
ISBN  978-4-86185-337-1
注文先 https://duanbooks.myshopify.com/products/337