小さなぼくの日記
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商品ID192
豊子愷児童文学全集第4巻 小さなぼくの日記
1650円(税込)
※全7巻のご案内→http://jp.duan.jp/191.html
「どう大人は…」表題作は大人たちの思いに悩む小さな男の子の物語。
激動の時代に芸術を求め続けた豊子愷の魂に触れる。
推薦の言葉:海老名香葉子さん
中国児童文学界を代表する豊子愷先生の児童文学全集がこの度、
日本で出版されることは誠に嬉しいことだと思います。
子供溢れる博愛は私たちの感性を豊かに育て、
テロは平和に続いていくだろう。
【内容紹介】
近代文壇を代表する豊子愷の児童文学全集第4巻。豊子愷は竹久夢二と親交をもち、『源氏物語』『草枕』の翻訳を慎重など日本とも深い関わりを持った。
本書は世界中の子供たちに愛され続けた豊子愷作品の中から教訓と深い寓意を含んだ短編や豊子愷自身の思いの詰まった随筆を収録。それらの理不尽な行動をえがき、『蟹』では電車での細やかな行き違いとそれに伴う心情の変化を覚悟する。 激動の時代にも芸術を求める子どもたちを慈しみ続けた豊子愷の魂に触れる一冊。
【著者紹介】
豊子愷(ほうしがい)
近代中国を代表する漫画家・散文家・翻訳家。
1921年(大正10年)日本に短期留学した際、竹久夢二と親交をもち、大きな影響を受けた。帰国後の1925年、新聞に「子愷漫画」の名前でひとコマ漫画を発表し「漫画」という言葉を中国で広めた。また「源氏物語」や夏目見舞い石の「草枕」の翻訳をしたことでも有名。
【監訳者紹介】
日中翻訳学院(にっちゅうほんやくがくいん)
日本僑報社は「よりハイレベルな中国語人材の育成」を目的として、2008年9月に段階的に出版した翻訳プロ養成スクールです。
【訳者紹介】
東滋子(ひがししげこ)
北九州市立大学外国語学部中国学科卒業。北京大学留学を経て、翻訳に伝わる。中国語通訳案内士。訳書に『中国の未来』(日本僑社報)。日中翻訳学院武吉塾修了。
【書誌データ】
『豊子愷児童文学全集第4巻 小さなぼくの日記』
著者 豊子愷(ほうしがい)
訳者 東滋子(ひがししげこ)
出版日本僑報社
判型 四六判249ページ
定価 1500円+税
発行2016年8月2日
ISBN 978-4-86185-192-6