長江文明と縄文・弥生文化の接点

長江文明と縄文・弥生文化の接点

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商品ID 036
商品名 長江文明と縄文・弥生文化の接点
価格 1,078円 (税込)
商品説明
【内容紹介】 私は、以前「日中文化交流の足跡を辿って」というタイトルで、二〇〇〇年に亘る日中文化交流史を書いている。紀元前一世紀前漢(西漢)の時代には、すでに倭(日本)は中国と交流が行われていた。では、その以前はどうなっていたかという疑問がふつふつと湧いてきた。今回の国立歴史民俗博物館の(弥生時代開始五〇〇年遡り、紀元前一〇〇〇年頃まで遡る)発表で、古代における日中関係の在り方について、縄文・弥生時代との接点を求めてみたいという強い衝動にかられた。縄文・弥生時代と長江文明などに関する本を読み始めた。そして、今回発表した佐倉の国立歴史民俗博物館を訪ね講演を聴き、資料も手に入れた。その他、「徐福」に開する講演を聴き、資料を集めた。北九州の菜畑遺跡、板付遺跡、吉野ケ里遺跡も訪ね、弥生早前期、中期の遺跡を自分の目で確かめた。
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●目次●
長江文明と縄文・弥生文化の接点を求めて
 一、弥生時代の始まりが五〇〇年遡る 生時代の始まりが五〇〇年遡る
 二、稲作の始まり 作の始まり
 三、河姆渡遺跡の発掘 姆渡遺跡の発掘
 四、渡来人の航海 来人の航海
 五、良渚文化の出現と縄文文化 渚文化の出現と縄文文化
 六、良渚文明の崩壊と夏王朝の登場 渚文明の崩壊と夏王朝の登場
 七、石家河文化(三苗)と夏王朝との争い 家河文化(三苗)と夏王朝との争い
 八、弥生時代と長江文明 生時代と長江文明
 九、弥生文化と呉・越文化 生文化と呉・越文化
 十、環濠集落の登場(吉野ヶ里遺跡) 濠集落の登場(吉野ヶ里遺跡)
 十一、雲南省少数民族
    と弥生の神社建築、鳥信仰 と弥生の神社建築、鳥信仰
 十二、鹿児島に上陸した渡来人 鹿児島に上陸した渡来人
 あとがき き
 参考文献
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日中文化交流の足跡を辿って 交流の足跡を辿って
 はじめに に
 一、文化交流の夜明け 化交流の夜明け
 二、遣隋使・遣唐使の活躍 隋使・遣唐使の活躍
 三、宋文化と仏教 文化と仏教
 四、朱子学の導入と文化への影響 子学の導入と文化への影響
 五、断絶と戦争 絶と戦争
 六、改革・開放政策
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著者略歴 西村 武 1938年東京生まれ。國學院大學史学科卒業、1967年より千葉県八千代市立阿蘇小学校に勤務。1993年浦安市立美浜北小学校校長、1996年浦安市立富岡小学校校長、1998年県教育功労賞受賞。1999年3月定年退職。
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ISBN 4-86185-036-3 隣人新書16